洗面台が部屋の入り口にあった。ほかの入院患者は食事のあとの歯磨きとかしてた。いちおう部屋の外、部屋のドアのところにあった。反対側のトイレに行って、手を洗うことを想定したつくり。しかし、トイレ後の洗面台に放置ってこともあった。むしろ、看護士さんの呼び出しのボタンがないから放置率は高かったかも。
洗面台に鏡があって、ここでリハビリの練習をしてた。顔の右半分は麻痺でほとんど動かない。特に口の動き、「い」「う」は壊滅的にダメだった。左側を見ながら、発生の練習をしてた。場合によっては左手で右唇を動かしてた。
しかしながら気持ち悪さがあり、車いすに座ったまま、下を向くことが多かった。気落ちしている??と思われたらしく、廊下で自主トレをしている人から「大丈夫だよ」と背中をさすってもらったりもした。
自分の自由にならない様子や、元カノが去ったりと、精神的につらかった時に、これはありがたかった。話すのも発声するのも難儀してた時だから、ほんと心強かった。
この頃かな、右目の瞼も半分くらいしか閉まらなくなっていたのが分かって、口もそうだけど、けっこう変な感じの顔になってた。鏡を見るたびに、このエピソードを思い出すのは、たくさん口の練習を鏡をみながらしたけど、よっぱど気持ち悪かった。まだまだ脳は揺れに敏感で、ちょっと動くだけで気持ち悪くなってた。
目のマッサージってのをPTさんからおそわり、鏡を見ながらしていた。瞼がちゃんと閉まらないと、目薬を寝る前とかにしなくてはならないらしいから、トイレに行くたびにしてた。
そんなことしてたら年の瀬になりの、インフルエンザの感染。
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